パトンビーチに次いで、プーケットで2番目に栄えたビーチ
パトンビーチからは丘を挟んで南隣り、サイ岬の南に位置するカタビーチは、 カタヤイビーチとカタノイビーチの2つのビーチに分かれているが、総称してカタビーチと呼ばれている。
カタヤイビーチは長さ1.4キロ、カタノイビーチは長さ700メートル。 パトンビーチと比べると、 街もビーチも落ち着いていてより静か。カタビーチ の規模は、パトンビーチに次いでプーケットで2番目の規模。 カタヤイビーチのビーチ沿い80%の区域をフランス系リゾートの Club Med(クラブメッド)が開発し、 ヨーロピアンリゾートのスタイルをビーチ全体に造り上げている。
カタノイビーチには 大型のカタタニリゾートがあるが、カタタニリゾートはカタノイビーチの80%のエリアを所有しているので、 カタノイビーチは、カタタニリゾートのプライベートビーチといった感じ。 カタヤイビーチとカタノイビーチに 滞在する時は、それぞれのビーチの大半の面積を独占している、クラブメッドかカタタニリゾートに泊まると その恩恵に預かれる。 特に家族連れには、CLUB MEDではアクティビティーが充実していて、専門のスタッフを配置しているので、 小学生、中学生の子供を連れた家族連れに向いているかもしれない。そんな影響もあるのか、カタ地区を歩いている人は、家族連れが良く目につく。
カタビーチには、もちろん大型リゾートだけでなく、リーズナブルなホテルからゲストハウスまでそろっていているので、格安に宿を探す事も出来る。
プーケット旅行を自分で手配される方には、絶対カタビーチがオススメ!! 各国料理レストラン、土産物店、旅行代理店、タイ人女性の働くバー等々、すべての物が程ほどに揃っているし、家族連れが多いせいか、街の雰囲気も安全でのどかな感じがにじみ出ている。
また、パトンビーチに比べて、若干物価も安めなので、シーフードを思う存分堪能しても、ビックリする値段にはならないし、味も美味しい。カタビーチはプーケット西海岸に面しているので、天気の良い日は、アンダマン海に沈む 美しい夕陽を目の前で見ることができる。
カタビーチの楽しみ方:乾季11月~4月
この時期は西側から吹く季節風(モンスーン)は収まるので、カタビーチは最高のシーズンを向かえる。波も穏やかで遠浅のビーチの先には碧く美しい海。 プーケットでも、一番コンディションが安定し、ゆっくりくつろいでビーチを楽しむことができる。
寒い冬を避けてやってきたヨーロピアンの長期滞在が一番多いのも、 ここカタビーチ周辺だ。 彼らは、あくせくとマリンスポーツを楽しむことはせず、日がな一日、ビーチマットの上で本を読んだり、水浴びをして過ごす。日が沈む頃には、ビールを片手に日が落ちるのを 待つ。ゆったりビーチライフを過ごすのにかけては、まさに達人だ。
カタビーチの南側にはリーフがあり、ビーチダイビングやスノーケルを楽しむ事ができる。 このリーフに根付く生き物たちは、侮れない。 種類も豊富で、プーケットに長く暮らすダイビングインストラクターも、休日には好んでここでダイビングをするほどだ。
また、バナナボートやジェットスキー等のマリンスポーツのアクティビティーも充実しているが、何もせず、一日パラソルの下で過ごす贅沢なひと時を過ごすには、 おすすめのビーチである。
カタビーチの楽しみ方:雨季5月~10月)
雨季になると、乾季とは全く違った様子を見せるカタビーチ。 モンスーン気候のせいで、風が強く、大波が押し寄せることもあるので、ビーチでは遊泳禁止の旗が立つ事もしばしば。
そこで、雨季のシーズンに人気なのは、サーフィンだ。 波が目当てプーケットを訪れるサーファーも少なくはない。 サイズ的には、ビッグコンディションとなることは少ないので、ビギナーから楽しめるだろう。しかし、カタビーチはクイックシルバー主催のコンテストが行われたほどのメジャーポイント。ローカルサーファーはほとんどいないので海は空いており、波の時期さえはずさなければ貸し切り状態でサーフィンを楽しめる。
ただしリップカレントが強いことが多いので、1人で海に入るのは避けた方が良いだろう。 ポイント的には、カタビーチの南側、カタビーチリゾートよりに良い波が立つことが多い。
旅行者は、レンタルでロングボードを使用していることが多いが、 ベストシーズンには、ショートで攻めてほしい。 レンタルボードは、タイ人のビーチボーイから借りることができる。在住の日本人が、コーチをしているので、興味がある方、挑戦してみたい方は、 ほうぼう屋に問い合わせてみてください。
パトンビーチはいつも観光客でにぎわうプーケットのメインビーチ。レストランやショップ、マリンスポーツなど、すべてがぎゅっと詰まった、繁華街エリアです。
カタビーチは、こぢんまりとした美しいビーチが人気のリゾートエリア。おいしくておしゃれなレストランも多くあります。
カロンビーチは美しい砂浜が数キロつづくロングビーチ。適度にのんびりした雰囲気が人気です。
バンタオビーチは高級ホテル群からなる、ラグーナプーケットを中心としたリゾートエリアです。
ナイハンビーチは、ヨーロピアンの長期滞在者に人気のエリア。ゆったりした時間が流れています。
スリンビーチは、こぢんまりとした静かなビーチ。高級ホテルやヴィラタイプリゾートが多いエリアです。
カマラビーチは、落ち着いた雰囲気のある静かなビーチが魅力です。
ナイヤンビーチは、シリナート国立公園内にあるので自然が残された穴場ビーチです。
ラワイビーチはプーケットの最南端、昔ながらの風景が残る静かなエリアです。最近では高級ホテルも出来始めています。