プーケット最大の街『プーケットタウン』は、プーケット島の中央部東岸に位置している。プーケットタウンはプーケット県の県庁所在地でもある。プーケットタウンはプーケット島全人口の3分1の人々が 暮らす、現地の人々の生活の中心になる街。 パトンビーチからの所要時間は、車で約30分。
パトンビーチは島内で最も多くの旅行者が滞在する観光の中心地だが、対照的にプーケットタウンには役所、銀行、市場、商店が集まり、 プーケット島行政と生活の中心的役割を果たしている。
プーケットタウンの歴史は古く、昔から錫(すず)の貿易で栄えてきた歴史があり、過去にはここを多くの外国人商人が行き来した経緯があり、今でもプーケットタウンではタイでは珍しい20世紀初頭に造られた中国様式、ポ ルトガル様式のコロニアル建築を目にする。
プーケット・タウンには、噴水サークルと時計塔の2つのロータリーがあり街のシンボルになっている。 この2つを結ぶラサダ通りとプーケット通りを中心に大型スーパーやショップ、レストランが点在している。時計塔付近は、一流ホテルやデパートなどが 集まる高級エリアで、一方の噴水ロータリーから西側に延びるラノーン通りは活気溢れる市場に象徴される庶民的エリアとなっている。
プーケットタウンは古い街なので、狭い道路と一方通行が多く、車やバイクで移動すると迷いやすいので気をつけた。プーケットタウンを車やバイクで移動する際は、街の北にある小高い丘(カオランヒル)に立っている鉄塔が良い目印になる。
プーケットタウンは、夜遅くまで観光客で賑わう“パトンビーチ ” 等と比べると、街が静かになる時間は早く、午後8時過ぎにはほとんどの店が閉まるが、
実は、プーケットタウンにはタイ人向けのナイトライフ、パブやカラオケ店等が多い。これらの店は、夜遅くまで営業している。